■2017年の半分を振り返る 6月-June

バレーボールにハマる前の私の6月はたいていアイスショーのシーズンで。
あっちに行ったり、こっちに行ったりしてたけれど、今年の6月はバレーボール一色。
 
楽しみにしていた龍神NIPPONのWLが2日に始まり、ネット観戦からスタート。
事前にメンバーを見て、こんな風になるのかな、はいい感じで裏切られて、でも、希望を感じるチームになってて、どの試合も見るのが楽しみでした。
 
現地観戦に行った高崎では3戦3勝。
しかも、柳田くんのサービスエースで劇的に勝った試合を現地観戦なんてなんて贅沢。
その日はエンドの一番前の席だったし、幸せの極みでした。

去年のWLで何をしても勝てそうになかったチームは、「何かやらかしてくれそう」なチームになっていました。
OQTを戦ってきたメンバーは一回りも、二回りも大きく成長しているように見えたし、初選出の選手も、求められている役割をはたして、チームの雰囲気もとてもいいな、と感じました。
もちろん、勝てそうな試合を落としちゃったり、まだまだチームとしての形ができてないところもあるけれど、5月から始動してこの結果につなげたことがすごかったな、と。
グループ2とはいえ、準優勝ですよ。
 
まずまずの結果でスタート出来てよかった、ほんとに。
彼らがこのまま2020年まで突っ走るのか、まだまだ紆余曲折で苦しいことを乗り越えながら進んでいくのかわからないけれど、とっても楽しみ。
 
次は世界バレー予選。
現地に行きたかったけど、諸々の理由で無理だったので、ぜひ、予選を突破してもらって、イタリアへ行こうと心に誓うのでした。
 
そして、後半は東日本インカレ。
初めての観戦でした。
 
応援していた中央大学は、石川くん、大竹くんを欠いた状態だったし、他の大学もアンダーカテゴリーのチームに呼ばれてるメンバーがいたり、けが人がいたりで、それぞれ、一番いい状態ではなかったとは思うけれど、その中でも熱戦を繰り広げていました。
 
今回はいつものメンバーに加え、カーリング仲間の女子大生を誘っていったのですが、
見事にその面白さにハマってくれて、また見に行きたいと思ってくれたのが一番の収穫でした。
単純に私は、自分の好きなものがたくさんのひとに好きになってもらえることが楽しいタイプ。
 
カーリングの時も、フィギュアの時も、そしてバレーでも、きっと見たらハマってくれそうだな?という人は積極的に誘うことにしています。
私もそうだけれど、自分のアンテナに引っかかるものを追いかけていくのも楽しいのですけれど、思いもかけない経験が自分の人生を変えることがあることをそれなりに知っているので、そんなきっかけの一つになったら面白いかな、と思っていて。
今回のように、ドンピシャにハマると気持ちがいいものです。
 
面白いな、と思ったのは、誘ったメンバーは基本的に本気でスポーツに取り組んでいる面々だったので、イケメン度の高い選手に惹かれる傾向はあるものの、観戦後に、誰が良かった?と聞いたときに出てきた選手の名前は、ちゃんとパフォーマンスを見た結果で、ああ、やっぱり、アスリートが見るところはそこだよな、と思えて。
 
かっこいいだけじゃ、だめなんだよと、また、気付かされるわけです。
パフォーマンスが伴うから、よりかっこよく見える、そういうことです。
 
試合結果はちょっと以外で、中央は苦戦するか?と持っていたけれど、コートにその時々、立ったメンバーが見事に役割を果たしていて、最後はちょっと手がつけられないくらいに、いい感じの試合でした。
この東日本インカレを通して、私が注目してたのは、武智くんでした。
予選ではセッターもやったと聞いてて、いろいろチーム状況を心配をしたりもしたけれど、彼は、石川くんがいない中で、キャプテンマークを付けたユニフォームでコートに立って、きっちりと、攻守にわたって、そして、チームを纏めるというポジションでも役割を果たしてチームを優勝へと導いたんだな、と。
 
もともと好きな選手なんですけど、いろんな側面を見るたびに、ああ、もっと応援したいと思える選手になりました。
これから秋季、そして、全日本インカレに向けて彼がどんな活躍をするのか、とっても、とっても楽しみです。
 
そして、そんな熱い試合を一緒に楽しめそうな仲間が増えたことも、とっても嬉しくて。
結局、こんな風に観戦三昧の半年を過ごし、後半も、フィギュアに、カーリングに、バレーにハマりまくる時間を過ごすことになりそうです。
 
そのためにも平日はしっかり仕事します。
暑さが苦手ではありますが、、、、乗り切らなきゃ。

■2017年の半分を振り返る 5月-May

GWが始めると、気分は5月。
普通に花見をしない私は毎年、青森で開催されるお花見カーリングでお花見を堪能します。
お花見もできて、カーリングも出来て、日本酒も飲めて、お魚も美味しい。
こんな幸せのために時速300kmの旅に出ます。
東北新幹線で、青森までたった2時間半。
日本は思ったよりも狭いです。
 
ここでしか会えない人たち、
ここでも会える人たち、
そんな人達とワイワイできるのがとって楽しくて。
こういうたくさんの人達との時間が私の生きるモチベーションなんだな、と思うわけです。
 
ここでもともと温めてた企画が大きく成長します。
5月3日に開かれた私の娘みたいな彼女の誕生日パーティは予定を遥かに超える女子率。
私の家に女子がたくさん集まるって事自体も珍しいけれど。
とにかく食べて、食べて、食べて(だって、女子大生は未成年なんだもの)。
 
そこで、私は、女子大生たちに甘い言葉を囁いて、バレーボール沼へ誘ってみました。
結果がどうなったかは、、、、もう少しあとの話。
 
翌日はマダム・タッソーで。
羽生結弦と石川祐希を堪能し、幸せなGWを過ごしたのでした。
 
そして合間をぬって秋季リーグを見に行ったり。
北海道にカーリングに行ったり。
 
楽しみにしている時間はあっというまにすぎるもの。
待ちに待った羽生結弦の出るアイスショー。
やっぱり、彼は別格でした。
観客を煽るのに慣れた彼は手がつけられません。
絶叫に近い悲鳴が会場に広がります。
 
オープニングだけで、お腹いっぱいになりそうなくらいでした。
 
ここで今年のショートプログラムがバラード一番であることを知ります。
私の大好きな、大好きなショートプログラム。
これをオリンピックで見れることが嬉しくて。
彼があの衣装で、スタートポジションに立った時、もうそれで泣きそうでした。
 
このバラ一は彼の困難と名誉を象徴するプログラム。
今でもあの中国杯の光景は忘れないし、NHK杯での完璧な演技を目の前で見たことも鮮明に思い出せます。
もう、彼そのものなのかもしれないな、と思いながらその姿を見ていました。
結局2回、見に行ったけど、2回めはジャンプノーミスの演技。
もちろん、これからどんどんブラッシュアップされるのでしょうけれど、すでにすごいことが起こる予感しかしませんでした。
 
一段レベルの上がったバラ一が見れる幸せをずっとずっと見しめていました。
それにショーに出てた彼はとっても、とっても楽しそうで。
去年、出れなかったその気持もそこに乗っかっているようで、本当に終始、キラキラしていました。
こんなの見ちゃうとね、、、最後まで追っかけたくなっちゃうよね。
 
もう一つ。
関東大学バレーの入替戦を見に。
目的は慶応大学。
 
春高で見つけたWSだった選手が、大学に入ってセッターで頑張っていると聞いて。
日程の関係で2部まで見に行けないってわかっていたので、なんとか1部に上がってきてほしくて。
入替戦の切符も劇的な形で手に入れた彼らの奮闘を母校の体育館まで見に行ったわけです。
 
国士舘と慶応の試合はフルセットの接戦。
どっちに転んでもおかしくなかった試合でした。
最終セットのキモになる場面で、私の応援していた彼は見事にサービスエースを決めます。
劇的な結果で勝ちをもぎ取ったのは慶応大学でした。
 
ここぞ、というときに勝負できる男はホント、かっこいいです。
秋は彼らの試合が関東一部で見られることが幸せです。
 
こうして私の5月は終わっていくのでした。
いろんなことはあって精神的にきつかったり、辛かったりする時期でしたが、なんとか乗り切れたのは頑張っているみなさんからエネルギーを貰ったおかげなのかもしれません。

■2017年の半分を振り返る 4月-April

新しい生活が始まるシーズン。
最近の私は毎年、同じようなルーティンを繰り返しているのですが、そのルーティンの中にどんどん新しいルーティーンが加わってきます。
周りにも、止まったら死んじゃうんでしょ、と言われる始末。
いいんですよ。回遊魚ですから。
 
そんな4月はCASカップというカーリングの大会に参加するところから始まります。
これは初心者向けの大会で毎年、しゃぶしゃぶを食べに行く大会なんです。
今年も、お友達親子を連れて遊びに行きました!
この日は子供にスキップを教えながらフォースを投げるという変則的な布陣で臨んだんですが、
何が怖かったかって、自分のショット率が良すぎて、このまま死んじゃうんじゃないかと。
まだ、やりたいことがたくさんあるので、生きててよかったw。
そしていつも通りたんまりとしゃぶしゃぶを食べて来ました。
それ以外にも御代田まわりでいろいろと美味しいものを片っ端から。
カーリングにはお酒と美味しいものがついてくる、、、のが私流です。
 
そうやって現地に行きつつも、動画で大学の春季リーグの試合を見はじめたりして。
石川くんのいない中央大学がヒヤヒヤした戦い方をしてるので、画面のこっち側で青くなったり、慌てたり。
でも、秋季リーグで学んだ私は、リーグの最初の方は、こんなもんよと開き直っていたりもしました。
 
翌週、福太郎アリーナなんて遠いところまで試合を見に行きましたが、スターのいない体育館は比較的がらんとしてる感じで。
ほとんど並ばなくてもいい席で見れるなんて素敵な観戦環境でした。
春季リーグにはいろんなVのチームのスカウトがこまめに選手をチェックしていたりして、ああ、これは彼らにとっては就職活動の一つなのか、と思ったりもして。
たくさんの大学生プレーヤーがいるけれど、卒業してもバレーを続けられる人は一握り。
ああ、この子のバレーももっとみたいな、なんて、試合を見てると応援したい選手が増えていくもので。
どんどんのめり込む私は今年のインカレ(4年生の引退前の最後の試合)ではなく自信だけが育っていくのでした。
 
シーズンが始まったのがバレーなら、シーズンが終わるのがフィギュア。
最後の羽生結弦のプログラムを見るべく国別対抗戦へ。
約半年の間、いろんな思いで見続けたプログラムにさようならを告げる時期です。
 
とんでもなくかっこよかったプリンス。
残念ながらノーミスでは見れなかったけど、新境地を開いたプログラムだったと思う。
でも、私は白い衣装のほうが好きだった(紫は、いろいろビミョーでしたw)
そして、Hope & Legacy は彼のステージをひとつあげました。
クワド4本の難易度の高いプログラムを完璧にこなした彼。
最後はありえないリカバリーを見せて、私達を驚かせるところまでが彼らしい。
平昌のメダルは彼の射程圏内だと、思わせてくれる締めくくりになりました。
 
お疲れ様でした。
怪我で始まったシーズン。それでも最後はちゃんと結果を残す。
これが私がいれこんだ男の姿です。
(かっこよすぎてねぇ、、、もう、困ります)
 
そして、もう一人。
こんな風に私のテンションをあげる男に会いに小田原くんだりまで遠征に。
イタリア帰りの彼、石川祐希を見るようとその前の週までとは違う人の多さ。
大学バレーを見るためには早起きが必要なんです(老人向けwww?)。
 
コートに出てきて、キャプテンマークをつけた彼はやっぱりその場にいるのが楽しそうでした。
彼はいろんなチームで、いろんな戦い方をしているけれど、このチームにいるときがいちばん楽しそうです。
ニコニコしててこっちまで幸せになる感じ。
 
ただ、やはりイタリア帰りで疲れていたのでしょうね。
どこかが悪いというよりは、全体的に身体が重い感じでした。
それでも決まったスパイクはやはり豪快で。
大学生の中に入ると、さらにその強さを感じます。
でも、彼にとっては最後の春季リーグ。
今まで一緒にやってきた仲間と楽しみたい気持ちもあったのかもしれませんね。
 
あと、石川くんを見てると分かるのは必要な分しかギアを上げない省エネタイプってこと。
そして、徐々にそのパフォーマンスを上げていく感じなので。
ここであまり本調子でなくても、いいのかな、なんて、、、思ったりしていました。
 
そんな彼をカメラに収めながら、中央大のユニフォームが実は一番かっこいいんじゃないか(と新しい代表のユニフォームを見て更に)と感じるのでした。
いっぱい、撮りました、、、はい。
 
長くなったので、ゴールデンウィーク突入は5月編でw。

■2017年の半分を振り返る 3月-March

Vプレミア、ファイナル6。
勝ってほしくて、蒲田で、カツを食べてから行ったけれど、結果は欲しがってたものにはならなかった。
このシーズンのサントリーサンバーズを象徴するような試合展開。
大事なところでの1点が、大事なところでの1セットが取り切れない。
最後は、ジェイテクトの結果次第で望みはあったけれど、アマドが来て、浅野さんが戻ってきたチームは今までとはまるっきり違って見えるほどの勢いがあって、ああ、今日はテクトの日だ、と最後、思ったことを覚えています。
悔しかったけれど、来年がある、来年は頂点目指して頑張ればいいと肩を落とす選手たちを見て思っていました。
 
特に、試合後に放心状態に見えた柳田くんがこれにいろんな思いをかけていたのだろうことを振り返ったのは、もうちょっとあとのこと。
 
3月は必ず行くカーリングの大会があるんです。
それは「イーハトーブカーリング大会」という岩手で行われるもので、とにかくカーリングも楽しいのですけども、現地の方のおもてなしがとても素敵で、皆さんに会うのが楽しみで、行っているのです。
もちろん、いろんなことが楽しいのですが、私の大好きな「南部美人」の梅酒を買いつける旅でもあります。
 
東北には美味しい日本酒と、大好きな人達がたくさんいます。
 
趣味が増えすぎて、ご無沙汰してたスキーにもこの時期、行ってきました。
基本、ウィンタースポーツが好きなんですよね、私。
暑いのも、焼けるのも好きじゃないから。
 
なので、いつも冬は忙しい感じです。
 
ビックイベントを迎える前にはVプレミアのオールスターゲームに参戦。
普段、真剣に戦っている人たちの楽しいすがたにこちらまで幸せな気分になりました。
 
最後はずっとずっと楽しみにしてきたヘルシンキ。
2回めのヨーロッパでした。
 
コペンハーゲン経由でヘルシンキに入ったのだけれど、北欧のセンス、むっちゃ素敵でした。
なんというか、全てがセンスの塊のようなそんな感じで。
ヘルシンキの街も中心街でも人がそんなにいなくて、石畳や建物が雰囲気がよくて。
基本、ほとんど英語が通じるし、レストランにも日本語メニューがあったりしてとても親切。
 
仕事があれば、この街には住みたい、と思うくらい好きになれる街でした。
 
ここへ来たの目的は、ただひとつ、羽生結弦を見るため。
その輝かしい瞬間を見るため。
でも、ここ2年、彼は世界選手権のタイトルを手にしてません。
どんなことになるだろう、とドキドキ、ワクワクしながらそこに向かいました。
 
ショートでのまさかの失敗、そして、完璧なフリー。
その瞬間にそこに一緒にいることが出来たことが本当に、本当に幸せでした。
 
彼の競技人生は決して順風満帆ではありません。
ちゃんと結果を残しているものの、災害や、怪我や、病気や、いろんなものにその歩みを阻まれることもあります。
それでも彼はそのたびに前を向き、いつも壁を乗り越えて見せてくれました。
 
彼を見ていると、自分も頑張らないと、と思います。
 
ヘルシンキでは彼の心からの笑顔を見ることが出来ました。
そして、私の世界選手権遠征はここで、幕を閉じます。
これから先、日本で開催されるときには行くかもしれませんが、もう、海外に行くことはないでしょう。
 
遠征したお陰でたくさんの人と知り合えたり、自分では絶対に行かないと思ってたところに行ったり。
世界も広がりました。
 
羽生結弦という才能が私にくれた副産物でした。
 
3月は卒業の季節。
来年は私にも卒業がやってきます。

■2017年の半分を振り返る 2月-February

2月はカーリングの日本選手権からスタートします。
ここ数年、軽井沢、常呂、青森、そして、軽井沢と毎年、現地観戦しています。
応援しているチームがあるのです。
彼らはみんな仕事をしながら、カーリングをしています。
なかなか思うようにも練習時間が取れないのも、全員が揃わないこともよく知っています。
それでも、彼らが頂点を目指そうとしているそんな心意気に惹かれて応援中。
 
今年こそは表彰台へと願ったけれど、残念ながら一歩、届きませんでした。
彼らがやめる、と言わなければ、きっと、来年もまた見に行くと思います。
 
そして、この大会では、女子の番狂わせが起こります。
前評判を覆し、中部電力が優勝しました。
メンバーは自分が軽井沢にカーリングに行くので、よく知っているお嬢さんたちばっかりです。
一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んでるメンバーもいます。
あの場所で彼女たちの最高の笑顔が見れたこと、新しいカメラでその瞬間を収められたことはとても幸せでした。
そこまでの道のりを知っているからこそ、その勝利の意味がよくわかっていたからだと思います。
彼女たちが平昌オリンピックにたどり着くためには9月の代表決定戦に勝たなければなりません。
相手はロコ・ソラーレ。
本橋さんは、このチームを勝たせるために自分がリザーブに回ることを決めたようです。
さて、どんな試合が繰り広げられるのでしょうね。
もちろん、私も見に行きます。
夏の常呂はきっと、怖くないはず。
前回の時みたいに、雪で飛行機が飛ばないとか、国道が封鎖になるとか、とか、そんなことはないはずです。
 
週頭の寝不足は続きます。
ようやくアタッカーとして活躍し始めた石川くんをみるために毎週、毎週。。。
私、ほんと馬鹿だわ。
でも、イタリアのバレーと日本のVプレミアを見てると、いろんな違いに気づいたりして、それも面白かったです。
 
そんな、この月のメインイベントの一つは四大陸選手権。 
行きたかったですよ、行けるなら。
でも、諸々の事情で現地観戦することは出来ませんでした。
だから、ネットにかじりついて応援。
 
インフルエンザで年末の全日本選手権に参加できなかった羽生結弦がどんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみにしていました。
その結果はいろんな意味で衝撃的で。
そう、ネイサンに負けたことが。
 
いや、もちろん彼はいつか羽生結弦を超えるだろうとは思っていました。
まさか、こんな早くそれがやってくるとは思わなかったから。
でも、転んでもただでは起きないのが、彼。
結局、金メダルは取れなかったけど、フリーで鬼リカバリを見せ、銀メダルにとどまります。
 
もう、彼は終わった的なことを言う人もいたけれど、私は信じてたよ。
これが、絶対に世界選手権につながることを。
それを信じさせてくれるのが、彼の存在だったから。
 
圭くんの試合も追いかけていたけれど、この時期はぜんぜん調子も上がらず、、心配ばかり。
うまくいくことばかりじゃないけど、去年とはあまりにも違った雰囲気に戸惑い気味でした。
 
そして、Vプレミア。
ファイナル6の戦いが始まっていました。
DAZNで試合を追いかける日々。
サントリーサンバーズに優勝してほしいと本気で願っていました。
 
私と私の観戦仲間は勝手に思っていたからです。
勝って、彼、柳田将洋は新しい選択をするんじゃないかと。
 
だから、このチームにとても勝ってほしい、そう思っていたのです。
 
続く。