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【News】生きることは難しいこと?

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少し難しい話題について書きたいと思います。

最近、就職難で自殺する若者が増えたという痛ましいニュース。

 

そんな苦しい世の中になってしまったということなのでしょうか?

 

そんな苦しい気持ちになってしまう原因のひとつが幸せを均一化して考えることではないかと考えるのです。

大学卒業とともに企業に就職しないとレールからはみ出してしまう、という恐怖感を感じるのかもしれませんね。

若者がそんなに思いつめる必要はないのに、と私は考えます。

 

日本という国の閉塞感がそうさせるのなら、死ぬ前に、ぜひ、途上国に旅行をしてみたらどうでしょう?

生きていることの幸せを少しは感じることができるのではないでしょうか?

 

私は大学4年のとき、ボランティア活動でロシアの極東地区(ハバロフスク/ウラジオストック)に行きました。

ソ連が崩壊し、食料や医療に困っている孤児院、老人ホーム、独居老人宅に物資を届けるというミッションでした。

私が始めて行った外国がロシアだったのです。

 

カルチャーショックはたくさんありました。

 

先進国の一角だったはずのソ連。

国家の崩壊後、そのひずみは弱者にのしかかっていました。

 

ジャガイモの皮を食べて生き延びていたおばあちゃん。

ソ連時代は軍人として活躍し、怪我で退役したとたん、国が変わって捨てられたと嘆くおじいちゃん。

愛情に飢えて、暴力でしか寂しさを訴えられない子供たち。

ささやかな私たちの支援がどの程度、そんな人たちの役に立ったかは正直、分かりません。

灰色の空に覆われた、寒い土地で、そういう人たちが生きていることは私の生き方を変えたのかもしれません。

 

 

私たち日本人は恵まれている。

その事実に気づけたことは私の生き方に影響を与えていると思います。

 

 

さらに、私は20代のときに、23歳の弟を病気で亡くしました。

やりたいこともたくさんあったと思います。

彼は死にたくて死んだわけではありませんでした。

死にたい誰かが変わってくれるのなら、喜んでそうしたかもしれません。

 

私は死ぬことについてものすごく考えました。

でも、だから、死んではいけないというのではありません。

 

 

死のうと言う気持ちになったら、すぐに実行せず、

もっと、もっと、世界を見てください。

もっと、もっと、世界を感じてください。

 

あまりにも狭い経験や、環境の中でしか生きていないのであれば、

もっと、もっと、まずは経験をつんでください。

もっと、もっと、たくさんのことを知ってください。

 

それから、選んでも遅くないのです。

 

生きることはそんなにも難しいことになったのですね。

それがとても悲しいことかもしれません。

 

まだ、やれることはあるかもしれません。

人と同じ人生を歩まなくても、できることもきっとあると思います。

 

生きてみよう。

ちょっとだけ。