【Technology】ネット世界とのつきあいかた 2

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ネットの世界にはコンテンツが溢れてます。
それは自分で作られたものから、加工したもの、そして転載、引用。
あらゆる形で情報が提供されています。

 

前の記事にも書いたけれど、人の良心を信用してデータを公開するのは、オオカミばかりの檻にウサギを一緒にいれるようなものです。
公開された情報は拡散する。
ニーズが高ければ高いほど、という現実をちゃんと理解したうえで自分が何をするのか、という判断が必要です。

著作権が、と声高に叫ぶ人もいるけれど、じゃ、それはどうなってるの?と本気で調べていますか?
例えば、こんな、報告書も提示されていたりするのです。

 

■インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策について報告書(案)

 

一体、何が著作権侵害になるのか、実は法律でも曖昧なところがあって、インターネットの進化に現行法が追いついていないのが日本の現状。
これらの法整備がされていくのか、このままグレーなまま進んでいくのか、正直、私にも分かりません。


法律が曖昧で、コンテンツを自分が守りたいのなら、守る手段を考えたらいいのではないかと思うのです。

 

■クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

 

例えば、ネット上のコンテンツを保護しつつ、活用するためのルールづくりとその意思表示のための仕組みもあります。
自分の作ったコンテンツを二次活用されたくないのなら、そういった取り組みも検討したらいいのにな、と思うのです。

 

素人だから、ネットの世界のことはよくわからないけど、自分の作ったコンテンツが、勝手に利用されていて、傷ついた、とかそんなことを言う前に知るべきことがたくさんあるのではないでしょうか?


法律やルールは知らない人に不利な仕組みになっているものです。
ちゃんと知った上で活用すれば、自分にとっても有益ですし、自分と関わっている人にもその意識を伝えることができます。

 

ネットの世界はお手軽で便利です。
お作法を知らないで泳ぐことは、サメがいる海の中に、何の準備もせず飛び込むのと同じくらい怖いこと。

 

そうやって、未来を閉ざした若者がいるくらいに。

 

そして、たぶん、続く。