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【Curling】カーリングにまつわるエトセトラ - こんなのスポーツじゃない?!

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カーリングの世界最終予選の日本代表決定戦が終わりました。
NHK-BSで女子の試合を見た人も多かったのではないのかな、と思います。
私はカーリングが放映されていて、自分に時間に余裕のあるときは、ツイッターで「カーリング」というキーワードを検索しつつ、見ています。
そのつぶやきの中から、やってみたい!という人に直接、返信したり、作戦に疑問を持ったり、した人になんとなく説明したり。
それもカーリングの裾野を広げる一つの「私にできること」だと思っていて、
本当に、本当に微力だけど、できることからやろうというのが私の信条だから。

そうやって、検索をしているといろんな声も見えてきます。
もちろんネガティブな表現もあります。

「あんなのスポーツじゃない」
「私(俺)でも簡単にできる!」

 

というつぶやきをもすごく、たくさん見ます。
そう、それはものすごく正しくて、そして大きく間違っている意見です。
だって、見ているのは世界を目指す人の試合のはずだから。

確かにカーリングは誰でも環境さえあればできるでしょう。
それは「競技」としてではなく、「趣味」として。
でもね、それはカーリングだけではなく、他のスポーツも同じです。
Twitterでもつぶやきましたが、草野球は誰でも出来ます。
でも、誰でもプロ野球選手になれるわけではないですよね?
同じスポーツをするとしても、身体の作り方は全く違っているのです。

例えば試合の中で、歩く距離。
カーリングのシートは約40Mあります。
試合中、何度も何度も選手は行ったり来たりを繰り返します。
公式戦で1試合は10エンドあります。
1エンドで8投ますので、スキップ以外のメンバーは、1エンドで40*2*8=640M歩くのです。
ま、端から端まで歩くことはないとして大雑把に計算してみますが、それでも600M*10エンド=6000Mですから、6KM。
そもそも、2時間半、ほぼ立ち続けてる、って普通の生活で考えたらものすごく大変だったりしませんか?

そして、デリバリー。
あの姿勢、自宅でやってみたらどうでしょう?
そのままの姿勢で30秒を耐えることですら難しいはずだと思います。
2時間半という長い時間、氷上で体力を奪われながら、同じ姿勢で正しいバランスで、ショットを投げ続ける。
それを1日に何試合もする。
体力も筋力もなくてできる気がしますか?
テレビでも見たような中部電力の女子が決めるダブル、トリプルテイクのようにたくさん石を動かすショットではさらに投げるときの蹴り出しの強い力が必要なので、そうとう鍛えていないとできないのが現状です。
今回、私も試合を見ながら、あんなショットが投げられたら、作戦の幅が広がって楽しいだろうな、と何度、思ったことか。
野良カーラーにはとても、とても難しいショットなのです。

さらにスイープ。
カーリングでは石をより遠くに運んだり、曲がり幅をコントロールするためにスイープをします。
アイスコンディションにも寄りますが、たくさん掃くとき、より強く掃くとき、それなりの体力が必要です。
ポジションの中でもリード、セカンドの選手は自分が投げるとき以外はスイープする役割なので、より体力のいるポジションになります。
なので、世界のチームを見渡すとリード、セカンドは若い選手が担うことが多いのです。

なんか、体力が必要な感じがしてきませんか(笑)?

 

もちろん、やったことのない人が、「スポーツじゃない」と感じるのは仕方のないこと。
でも、カーリングをやっている身近な人間から見ると、少し、寂しい気分になります。なので、こんな記事を書いちゃうのですけどね。
少しでもこのスポーツを知ってほしい、と心のそこから思っているから、おせっかいと思いながらもついつい動いてしまいます。

私を惹きつけて離さない奥の深いスポーツ、カーリングに挑戦してみてください。
まだ切符を取るのはこれからですが、ソチへの切符を手にした北海道銀行やSC軽井沢が活躍したら、なかなか体験レッスンにも申し込めなくなります。
トリノオリンピックの時がまさにそうでした。
やりたい!という人が少ない施設に押しかけて、体験会の予約を取るためにホームページに貼り付いて予約したこともあります。


そして、きっと、「私(俺)にもできる」と思う人は、きっと興味のある人だと思うので、挑戦してみて欲しいのです。

 

 

で、いつ始めるの?
「今でしょ!」