■Girls, be ambitious! 〜頑張れ!あおもりユース〜

私の娘のようなカーリング仲間がジュニア世界選手権に出場することになりました。
あまりに嬉しかったのでちょっと記事にしてみようかと。

彼女と知り合ったのは私が青森で開催される「お花見カーリング」という大会に参加した時でした。
なぜ、彼女と仲良くなれたか、、、、それはお互いに羽生結弦というフィギュアスケーターが大好きだったから。
あっという間に「フィギュアネタ」で盛り上がって、その時、一緒に2015年の札幌の日本選手権を見に行こうね、と約束したのです。
私も行動力には自信のあるほうですが、それは彼女も一緒で、紆余曲折ありながらも、激しいチケット争奪戦を勝ちに抜いて、私たちは真駒内の会場にたどり着いていました。

私にとっては見慣れたその風景も彼女にとっては新鮮なことばかりだったようで、彼女から聞く感想で、そうそう、初めはそんな風に感じたな~、なんて感じたりしながら楽しい時間はすぎて。

一緒に泊まった私はそんな彼女から、羽生結弦への情熱だけでなく、カーリングがどれだけ好きか、どんな風に向き合っているのかなんて貴重な話を聞かせてもらえて、私のようなファンカーラーではなく、彼女たちにはまだ、競技で世界を目指すという未来が見えてるんだな、なんということをぼんやり感じたりもしていました。
いっつも元気で、たくさんのエネルギーを持った彼女の涙を見たのは2016年2月に青森で開催された日本選手権の時でした。
彼女のチームはジュニアのチームでありながら、世界選手権につながる日本選手権に参加していたのです。

他に応援したいチームもあって、私は青森でその勇姿を現地観戦していました。
快進撃を続け、決勝トーナメントを目指した彼女達でしたが、一歩、及ばずそこには届きませんでした。
それは彼女達にとってはとても悔しいことだっんだでしょうね。

その後、受験生になった彼女は一旦、カーリングのお休みに入りました。
私も青森にカーリングで遊びに行った時は一緒にご飯をたべたりして。
私が知らない女子高生の世界を教えてくれる(笑)素敵なお友達です。
カーリングをやっていることでこうして世代の違う人たちと楽しくお話できるのはとっても幸せなこと。

そんな彼女もカーリングに戻って来て、ジュニアの国内の大会を勝ち抜き、とうとう、世界選手権の予選にスウェーデンに行くと聞いて、もう、それだけでワクワクしたのですが。
彼女達はその予選にも勝ち抜き、とうとう、ジュニア世界選手権にたどり着くことになったのです。

身近な人がそうやって世界と向き合っているというのは何だかとても不思議な気分です。

しかも、今年のカーリングのジュニア世界選手権は平昌で行われます。
私も、彼女も、たどり着いて、もうひとつの金を見たい、と思っているその場所。
彼女がその大会に参加すると聞いて、日程を調べたら、なんと、フィギュアの四大陸選手権と被っているではないですか。
もうね、何というか、これもひとつの運命じゃないか、と私は思っていたりして。
私と違って、彼女も日の丸を背負うアスリートとして、彼と同じように戦って行くんだな、ということが羨ましいような、とても誇らしい気持ち。
そして、いろんなことに頑張って来た彼女にとってはご褒美の一つなのかな、なんて感じたり。

今、彼女達はスウェーデンから帰って来て、日本選手権を目指すための東北選手権に参加してます。
なんと、到着の翌日から試合だったようで休む暇もなく。
順調に勝っているというのを見て、去年の悔しさを晴らせるよう、その切符が手に入るといいなぁ、と願うばかりです。

Girls, be ambitious!

行けるところまで行っちゃえ!
何にもできないけど、ずっと応援してるから。
たまに面白い話を聞かせてね。
また、一緒にゆづネタで盛り上がろうね。