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■カーリング日本選手権を終えて  その1

もう、あれから1週間以上の時間が経とうとしています。

本当は観戦から帰ってきた情熱のまま書けたらよかったんだけれども、いろんな気持ちが交錯して、ようやく言葉を綴れるかな、と思えてきた感じです。

誰を応援していいか分からなくなるくらい普段からよく知っている人たちが出ている日本選手権。
もちろん一番に応援しているチームはあるけれど、みんながいいパフォーマンスをしてくれたらという気持ちも嘘ではなく。

今年はいつもとは様子の違う大会になったのはたくさんの試合をテレビで、そして動画で見ることができたことも一つの要因。
今まではその結果をテキストで点数だけを見てドキドキしたりするのがほとんどだったから。
もちろん平日は仕事もあるので、どうしても見れない時間帯もあるですけれど、夜はライブで試合を見て、その後、録画を見て見たいな贅沢な生活が続いていました。

これがオリンピックでメダルを期待されるということなのか、という変化を感じたりもして。

本当に嬉しかったのは、男子のカーリングがたくさんみなさんの目に触れたこと。
きっと、これでカーリング男子あるの?と聞かれなくなるかな?とワクワクします。
びっしりとハウス内に入った、石が一投でクリアになる展開なんかはやっぱり男子の醍醐味です。
緻密さと、大胆さがそこにある、という感じで、私は大好物。
そういうのを見て、感じてもらえる機会があるということはカーリング好きの私にとっては本当に嬉しくて。

それでも、実際には男子の試合を見ると、やっぱりSC軽井沢が強い!というのを実感する感じでした。

準優勝したチーム札幌がラウンドロビンでSC軽井沢に勝ったのを見ても、最後はまたSC軽井沢が勝つんじゃないか、とどこかで感じるところもありました。
札幌は以前にも確かラウンドロビンでSC軽井沢を破ったことがあったはずです。
そして、予選の戦い方と、プレーオフ、決勝の戦い方はもしかしたら違うのかもしれない、とも感じていました。

学生チームを除いてはほぼ、仕事をしながら戦っている人たちです。
彼らが日本選手権に出てくるようでは、、、という意見もちらほらSNSでも見かけましたが、それがカーリング界の現実で、マイナースポーツの現実なんです。
みんな、可能ならカーリングだけしてたい、そして強くなりたい、世界に行きたいと思っている人たちです。
けれど、競技環境がそんなに恵まれてる訳ではありません。
プロとしてお金が稼げる訳でもなければ、企業が潤沢にたくさんのチームを応援してくれるほどでもないです。
それでも彼らはカーリングが大好きなんです。

好きだから、可能な限り、カーリングを続けたい。
ただそれだけのカーリングバカの集まりです。

日本選手権を目指すほとんどのチームもあまり状況は変わらないのです。
どんな競技でもそういうたくさんの裾野を支える人が増えて、競技人口や、観戦してくれる人が増えて、メジャースポーツへの道を歩んで行ったんじゃないのかな?

だからこそ、オリンピックでメダルを取ってほしい。
きっとそのメダルはたくさんの新しい人を連れてくるから。
私たちに今までとは違う世界を見せてくれるかもしれないから。

だけどオリンピックで勝つほど強くなるために、パイオニアとして、いろんな困難を乗り越える人たち(チーム)がないとそこにたどり着かないことも知っています。
今、SC軽井沢はそういうポジションにいるチームです。
彼ら自身や、彼らを取り巻く人たちが彼らを強くするために、大好きなカーリングをたくさんの人に応援してもらうために、東奔西走したのだと思います。
たくさんの支援は彼らへの期待値や、出してきた結果から得たものなんなんですよね。

そういう風格と自覚のあるチームだと試合を見てると感じます。
まだ、日本に彼らに勝てるチームはないな、と。

それでも多くのサラリーマンカーラーが夢を追い続け、いつか、世界の舞台に立てたらそれはそれで面白いのに、と思っている自分もいます(難しいことはわかってますよ)。

そういう夢を見させてくれるチームがたくさん増えるといいな。
日本選手権で上位を競うようなチームのどこが勝っても世界と戦える日が来るかな?
まだ、それはもう少し未来の話。