■春高 準決勝 観戦 1/12

今日も飛田給まで春高の準決勝を見に行きました。


流石に参加する学校数も減ってきたのと、今日からはアリーナ席も確保されたので、少しゆったりと観戦することができました。
それでも自由席もほぼほぼ席も埋まっていましたので、人気の高さを感じました。

私は基本、男子の方を中心にみる人なのですが、今日は女子の2試合も見ました。
どの試合も本当に白熱した試合でしたが、高校生の場合、女子も、男子も、拾えるチームと、チーム内のスキルのバランスがいいチームが勝つんだな、というのを実感していました。

女子は東九州龍谷と金蘭会が勝ちました。
石川くんの妹のいる下北沢成徳はフルセットの末、東龍に敗退。
総合的な戦力は東龍の方が優っていたように感じました。
なにせコートにボールが本当に落ちない。
どこに打っても上げられる、という印象だったんじゃないでしょうか?
それでも最後まで食らいついて、勝ちたいという意思を存分に見せてくれましたが、厳しい結果になりました。


男子は個人的に鎮西を応援していたのですが、清風に完敗。
去年の鎮西には鍬田くんと水町くんというダブルエースがいましたが、今年は水町くんにボールが集まることが多く、当然、ブロックも3枚つかれてしまうような場面も多くありました。
彼も素晴らしいプレイヤーだと思いますが、身長は決して高くないので、ブロックに止められるシーンも多くなっていたような気がします。
清風はブロックシステムがきちんと整っているチームでしたのでその状態では厳しかったのでしょうね。
鎮西は下級生が主体のチームで、キャプテン水町くんにも来年もあります。
このチームが仕上がるのは来年なのかもしれないな、とぼんやりと思っていました。
1年ですっかり責任を背負うエース、キャプテンに成長した彼のことですから、来年もきっと進化を見せてくれると信じています。


もう一つの準決勝は、洛南と市立尼崎。
どちらも一歩も引かない好ゲームでした。
セット数だけをみると洛南の圧勝に見えますが、どのセットも接戦。
強いチームにありがちの20点以降の点の取り方が洛南はうまかったな、という部分と、ビハインドになってもコートの中が荒れない選手たちの冷静さが彼らを決勝の舞台に導いたんじゃないかな、と思います。

春高で活躍した男子選手は大抵、大学の試合でみることができます。
洛南の大塚くんは早稲田に進学するとすでに発表されています。
それ以外にもたくさんの選手が大学バレーへと進むと思います。
彼らの熱い戦いが面白いな、と思った方は次はぜひ、大学バレーも見にきてください。

だいたい4月初旬から春季リーグが始まります。
1年生からコートに立つ選手もたくさんいますので、進化した彼らのプレーをみることができますよ!

各カテゴリ、それぞれのよさがあって面白いです!
関東の大学のスケジュールや会場は時期がきたらこちらのサイトで確認できます。