2021年への決意

2021年になりました。

2020年ほど1年の計画が思い通りに行かなかった年も自分の人生にもあまりなかったんじゃないかな、と思っています。
毎年、スケジュール管理のために買ってる手帳にその年の予定を年始に書き込んで用意しておくのが常なのですが、例年、6割くらいの予定がすでに決まっています。

 

いつもみてるフィギュアの試合。
いつもみてるバレーボールの試合。
いつも出ているカーリングの大会。
いつもの仲間との毎年のイベント。

 

今年はどんな風になるかな、と思いを馳せながら書いていくのはイベントそのものと同じくらい楽しい時間なのですが、2020年の3月以降は楽しいはずの時間がほとんど奪われてしまいました。

 

それでも私は多分、運がよかった方で、仕事は失わずにすみましたし、家族も健康に過ごすことができました。そんな中で例年以上に強く感じたことは、「生き抜くために選び続ける」ことが大事だということです。

 

年末にスタバでコーヒーを買おうと並んでいた時に、後ろで若い人が話をしてるのが聞こえてきました。


女性がある仕事につくために資格を取ろうと勉強を始めたというお話しでした。彼女は洋服が好きでアパレルで働いていたし、まも洋服は好きだけれど、コロナ禍を経験してこういう業界は浮き沈みが激しので、こういう状況でもなくならない仕事を探そうとしているようでした。


好きなことを仕事にできることは幸せなことだとも思います。
でも世の中は常に変化をし続けていて、いつまでも変わらない職業はそう多くはないのも事実ですよね。
「仁」というお医者さんがタイムトリップをするドラマをみた時に、私がタイムトリップしても全くなんの役にもたたないし、あの時代には生きていけないなと思ったことを思い出しました。

 

生きていくことは選択の連続だと思っています。
ランチに何を食べるか、ボーナスで何を買うか、今日、どんなテレビをみるのか。
そういう選択の積み重ねが自分という存在を作り出しているのだと私は思っています。

 

自分の意志に反してコロナによって世界は激変してしまいました。
パスポートとクレジットカードさえあればすぐに海外に行ける、なんて思っていましたが、今は世界はとてもとても遠く感じます。

2021年にいったいどんなことが待ち受けているのか、私には想像がつきません。
今よりは改善するかもしれないし、新たな驚異に晒されるかもしれません。
どんな1年になろうとも、自分が選択して、必要であれば変化を受け入れて、前に進み続けるということだけは守り通したいなと思っています。

 

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一、生き残るのは変化できる者である」

 

という言葉のように。