【Tech】技術は「ひとつとび」でやってくる。
■クラウドの利用率では、南米とアジアが他をリードしているのか?
今日、こんな記事↑を読んだ。
南米とアジアではクラウドの利用率が高いらしいという話。
ああ、なるほど、と私の中では腑に落ちた。
昔、聞いた話に似てるな〜、と思ったから。
例えば日本では普通の人が小切手を使うことはあまりない。
現金、小切手、クレジットカードへと文化は移行して行き、
小切手の文化に日本が追いつく前に、クレジットカードが普及してしまったので、
敢えて、小切手を使う必要がなかったらしい。
そして、中国では一般の電話よりも携帯電話の方が普及しているという。
中国全土に固定電話が普及する前に、携帯電話の文化へ世の中が移行してしまったから。
そうやって、先進国の技術を追いかける途上国では、技術はひとつとびにやってくる、
と教えてくれた人がいた。
そう考えると、クラウドが南米とアジアで他をリードしているのも同じ理由じゃないか、と思える。
普通にオンプレミスでシステム環境を整える前に、クラウドがものすごい勢いで発達してきた。
移行などを考える必要がないし、敢えてオンプレミスを選択する理由がないのかもしれない。
そう考えると「持っていない」ということはある意味、強みなのかもしれないですね。
日本企業もそんなことを考えながら、次に何かをスキップして、飛躍する日がくるといいのですが。