【Myself】時間という癒し

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今日は3月3日か、なんて、感慨深げに日付を見ながら、とっても大事な日を全く忘れていことに気づく。


私の弟の命日は3月1日。
ちょうど、1998年、長野オリンピックの年だった。
あれから何年たったのだろう?


もう、あれから15年。
私もあのときから15歳も年をとった。
年を取らないのは、私の弟だけだ。


彼の笑顔の写真も23歳の時のまま。
彼の時間は止まっている。


自分にとっては衝撃的な出来事だった。
その衝撃から何年も抜け出せなかった。
その出来事は私の人生を大きくかえた一つの出来事だった。

 

でも、長い長い時間は、そのことを忘れてしまえるくらい優しい、
ということを知ったような気がする。


生きている人は、生きていかなければならないと強く思わなければ、苦しかった、そんな感情はもうない。
たまに思い出して、もし、同じように年を取っていたらどうなっていたのだろう、と思うことはあっても。


生きている私はとっても忙しい。
いろんなことに忙しい。


だから、思い出せなくって、ごめん。
でも、私らしいな、ってきっと笑って空から見てると思うから。
どうせ、いつかはそっちに行くんだし、のんびり待っててくださいな。


まだ、私はこの目で見なきゃ行けないものがある。
成し遂げなきゃ行けないことがある。

知りたいことがたくさんある。

 

だから、毎日、元気に生きていきます。
貴方の分も長生きしてみようと思っています。