■終わりは始まり  〜2016/17 Vプレミア男子バレー観戦 2〜

そんなシーズン観戦の最終の2日。

サントリーは2勝したら1位通過の可能性もあったから、だいぶ、わくわくした感じで会場に向かっていました。

土曜日はスーパーシートだったんだけど、サイドの2列目はあれはないわ。
売ったらだめですよ、運営の皆様。
ほんと、見えないもん。
あそこに席をつくるんなら、何かで1列目との段差を作るとか、工夫しないと。
ものすごく、残念感のあるお席でした。
選手は近いけど、前の人の頭でコートの下の方はみえないし。

でも、そういう席、他の会場でも結構あったなぁ。
あと、1列目でもチャレンジの映像班とか、DAZNな人たちとかがいて見にくいとか。
売ってもいいけど、ちゃんと見切れであることを説明した上で売って欲しいな、と。

 

ま、今年、1年、いろんなところを見に行ったので、そういうのも含めて来年はどこに見に行くかとか、どんな席を取るかを考えればいいことでもあるんだけれど。

 

今年の堺にサントリーが負けるとは正直、思っていませんでした。
でも、勝てませんでした。
2セット連取でこのままいくかと思いきや、3セット目で急に流れが変わってしまって。
サントリーの今年の正セッターは山本湧くん。
柳田さんとともに2年目の選手。

 

彼のプレーはわくわくもするんだけど、ハラハラもする感じ。
すっごくいい時と、あれ?という時の落差が激しくて。
それがメンタル的なものなのか、若さというから、荒さなのか、私にもよくわからないんだけど、途中から全く周りとトスが合わなくなって、形勢はどんどん悪くなっていって。

どこかで一度、変えてあげればいいのに、と思ってたけども、今年はセッターを変えても、うまくいかないことも多くて、それが躊躇した原因だったのか、他に思いがあったのか分からないけれど。
最後まで、そのらしさを取り戻せないまま、フルセットで負け。

 

まさか、と一緒に見に行ったメンバーとも言ってけど。
まだ、明日、2セット取れば勝てる、そんな風に軽く考えていた気がします。

 

運命の日曜日。

 

ファイナル6に入ってから1勝もしてないパナソニック。
チーム状態がよくは見えなかったから、なんとかなるんじゃないかって思って思って居たけれど、結局、彼らの1勝する!という気迫にずるずると引きずられて、サントリーにとってはたった1セットが取れなくて、ファイナル3を自力で逃すという結果に。

 

合成にストレートで勝った先週の空気とはまったく違うチームがそこにはありました。バレーボールが流れのスポーツであることはよくわかってきたつもりだったのですが、それをまざまざと見せつけられるような結果になって本当にびっくり。

 

試合が終わった後の選手の放心状態の顔が今も忘れられません。
勝ちたかっただろうな、と。

 

でも、この負けは今年のサントリーらしい負けだったような気がしました。
調子よく2セット取ってるのに、3セット目でグダグダになるとか。
ここでパナソニックに勝ったら首位になれるというゲームから連敗で順位を落とすとか。ここぞ、という時に勝ちきれない、そんなところがあったなと。

 

それでも、ファンは勝って欲しかったよ。
もうちょっと、みんなの躍動する姿を試合を見たかったよ。

 

つづく