【Social】本当に「あとで読む」の? という疑問
つい最近、Twitterアカウントを作ってから5年がたちました、というメールをもらって、ああ、もうそんなに時間がたったのか、と感慨深げになりました。
私がTwitterを使い始めたころは日本語もちょっぴり怪しい感じだったし、
使っているのはアーリーアダプターの極少数で、ものすごくパーソナルなことを平気でつぶやけるようなそんな空間でした。
勝間さんが使い始めたあたりから、ユーザは爆発的に増え始めたような気がします。
ユーザ数が増えて、私自身の使い方もずいぶん変わりました。
今はコミュニケーションの道具というよりは拡散した情報から、自分が気になるものを抽出し、メモのように残しておくような使い方です。
かっこよく言えば、自分のための情報キュレーションです。
特に朝の通勤時間にざっと目を通して、あとでじっくり読みたいもの、
仕事のどこかで活用したいものなどを「あとで読む」とか、「メモ」と追記して、RTしていることが多くなりました。
最近、フォロワーの方々に、「あとで読む」って本当に読んでるの?とよく聞かれます。
確かに、量も多いですし、疑問に思うのでしょうね。
なぜ、こんな風になったか、というと、
本当はツイートのURLリンク先もその場でじっくり読みたいのですが、移動中の通信環境でそれをやろうとすると、なかなか繋がらないイライラ感を感じたり、リンク先のページがスマートフォンに対応していなかったりして、読みづらくて効率的に中身が読めない、ということに気づいたのです。
そう、時間がもったいない!
そこで、「あとで読む」と「メモ」を多用するようになりました。
アイディアとしてはよかったと思うのですが、これをTwitterクライアントの何かのクライアントで見ようとすると、可視性があまり高くなかったのと、どこまで見たの?が自分で分かりにくくなってしまったので、こんなサービスを使ってみることにしました。
これは、ものすごくシンプルなサービスで自分がつぶやいたツイートを1日分まとめて、Evernoteに保存してくれるというものです。
設定もものすごく簡単。
メールに送る設定にすることもできますが、私は使ったことがありません。
いまはもう少し高機能な連携サービスもありますが、私はこれがシンプルで気に入っています。
日付を入れたタイトルをつくり1枚のノートとして保存していますので、保存されたものの中で、メモとあるものは無条件に保存。
あとで読むとあるものは内容を確認して、必要に応じて保存。
という形をとっています。
こうしておくと、いつでも気になったツイートを探すことができますし、自分にとってその日がどんなことを感じた日だったのかを思い出すこともできます。
最初はそれをブログに公開してましたが、自分も他人のブログ記事で、ツイートのまとめをじっくり読むことはほとんどないし、どちらかといえば、うざったいと思うほうなので、これは公開せず、自分のソースというか、何かを考えるときのエッセンス的に使ったほうがいいと思って、保存先をEvernoteに落ち着けましたが、今はそれが正解だと思っています。
そんな風に私の「あとで読む」は95%ぐらいはちゃんと読まれています。
のこりの5%は朝の通勤時間帯の私にとっては魅力があっても、
違う時間帯にみると魅力がなかった、そんな情報。
意外とそういうのがあるんだな、ということもこれで知りました。
いつまでこれを使い続けるか自分でも分からないけれど、
いまはこの使い方がしっくりきている、そんな感じでしょうか?
※写真は私が使っているクリップです。かわいくて、ふと、書類についていると和みます。