【Myself】Challengeするということ

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Challenge(チャレンジ)という言葉の意味を知らずに使っていた頃は、
比較的、前向きに頑張るよ、程度の気持ちでこの言葉を使っていました。
ところがこの言葉はそんなに軽い意味の言葉ではなかったと後で知りました。

「成し遂げるためには精神的、肉体的に高い能力を必要とする問題・仕事」
に対して挑戦することがChallengeだったのです。


そう、できそうもないかもしれないくらい難しいことだけど、
やってみて、結果につなげるぞ、という意志が必要な言葉なのかな、
と考えるようになりました。

 

そんな風に考えると、簡単にはその言葉を使えません。
そして、普段、自分がそんなことに向き合っているか、をふと考えます。


常にではなくても、「ここ」ぞという時にはChallengeが必要なのだと思うのです。

かつて仕事である提案をしたとき、そこにいた人はみな、「できない」と言ったことがあります。
確かに途轍もなく困難なことに私にも見えました。
でも、やれる方法は絶対にあるはず、と思い、「やれる方法」を探す議論をしました。結果につなげるためには乗り越えなければならない壁は無数ありましたが、
大きなことを成し遂げるという形から、それを実現するためのひとつひとつの問題を解決するという小さな問題に形を変えていくことで、解決策が出たり、先入観にとらわれない発想がその問題を解決したり、いろんなプロフェッショナルの意見を聞くことで、新しいアプローチが見つかったり、結局、「絶対に無理だ」と思われていたその問題は見事に解決し、結果に繋がったのです。

あれこそがChallengeだったのだな、と思っています。

次に同じようなことがあっても、きっと私は「できない」とは言わないでしょう。
それは困難の中から結果につなげることができると知っているからです。
Challengeすることで今までとは違った世界が見えることをちゃんと知っているからです。

 

それでも新しい何かにChallengeするときは身震いがします。
時には逃げ出してしまいたい気分になることもあります。

Challengeすることで見える世界をもう一度、見てみたいという感覚が私を駆り立てるのです。
この高揚感を知ると、ある種の中毒になるのかもしれません。

そして、私は、これからちょっとしたChallengeをしようとしています。
新しく見える世界がとても楽しみです。