【Sports】Road to Sochi

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そろそろブログタイトルを羽生結弦応援ブログと変えようかと思うこのごろ。

 

 

昨日、ようやくGPFが終った。
結弦くんは残念ながら、2位だった。
「ああ、残念」とつぶやきながら、本当に残念なのか?と問いかけた。
彼は去年、4位でメダルを逃している。
今年は金もとれるかもしれなかった銀だ。
SPでミスしなければ、4Sが飛べれば、確実に金を取れた。
まだ、そこにたどり着かなかった、という現実はあるが。

試合はフリーだけがLIVEだったのだけれど、
最近はLIVEで結弦くんの試合を見るのが怖い。
結果を見て、安心してじっくりプログラムを見たいというそんな気持ちにもなる。
いや、本人はそれに向かって、立ち向かっているのだから、ファンはしっかり、
この目でその勇姿を見なければ、と思うのだけれど。

じっくりと録画で彼の演技を見ながら、私が感じたことは、
ああ、ピョンチャンじゃ、間に合わないかもしれない、ということ。

真剣に羽生くんを応援しはじめて、ようやく1年くらい。

去年の今頃はまだまだこれからの選手だな、と思っていた。
ちょうど、ピョンチャンあたりがピークでそれを見に行けたらいいな、とも思っていた。
もともと、カーリングを見るためにピョンチャンに行きたいと思っていたから、
そこにもうひとつ楽しみが加わるな、くらいの気持ちだった。

その頃はまだ、私にとっての冬のオリンピックは、カーリングだった。

もちろんカーリングを好きな気持ちは変わっていないし、
対戦したことのある選手や身近に感じる選手が、
世界とどうやって戦って行くのか見てみたいと思っている。
日本から近い韓国、ピョンチャンならヒョイっと行けるから、
「ピョンチャン貯金」が必要だよな、と漠然と感じていた。
まだ、5年もあるしじっくり行こうと思っていた。

でも、それではもしかしたら、私は運命の瞬間を逃してしまうのでは、
とこのGPFを見ていて感じていた。

 

高橋くんもインタビューで言っていたけれど、
羽生結弦は恐ろしいスピードで成長している。
彼が出場して来た試合のプロトコルを見ればそれは一目瞭然。
「技術」という武器をもって、世界に殴り込みをかけているみたいなプロトコルだ。

 

彼のなかでは既にソチの表彰台も射程圏内と考えていることが分かる。
もちろん、足らないものはまだあるけれど、あと、1年以上も時間があることを考えると、それは十分にたどり着ける距離なのではないかと感じたりもする。

 

人には恐ろしく早いタイミングで成長する瞬間がある。
まさにその瞬間に彼はいるのではないかと感じている。

 

ああ、ソチへ行かなくちゃ。
私をそんな思いにさせる彼の成長ぶり。
どれだけ、それが大変なことか、分かっていながら、
気持ちはそちらに向かいつつある。

 

私の中にジンクスがある。
1度、行った国にはなぜかまた行く機会がある、というそれ。

 

私がロシアに行ったのはもう20年もまえのことだけれど、
またそのチャンスがやって来たのかもしれない。
あの、ソチのリンクで、彼の演技を見て、「オーチン ハラショー」と
連呼する姿を想像してみる。


それが、自分の新しい夢になる。

 

・・・ということでカーリング関係者のみなさま。
私もメインはそちらになりました。
もちろん、カーリングも見に行きたいのだけれど。