■春高バレー  〜番狂わせだらけのカード〜

バレーボールを真面目に追いかけたはじめたのは2016年。
2015年に石川くん、柳田くんのプレーを見て、徐々にバレーにハマりはじめたのですが、2016年はOQTを見に行ったあたりから加速度的にバレーが面白くなりはじめて、危険な状態に、どんどん、進んでいます。


全日本の試合からスタートした観戦は、大学リーグ、Vプレミアリーグと広がり、とうとう、春高バレーまで現地観戦してしまうところまでやってきました。
ま、私の場合は主に男子なのですが。

高校生の試合は何もかもが一生懸命。
とくに春高の場合は、この試合が終われば3年生のバレー生活が終わる、このチームで戦う最後の大会、という空気感に満ちていて、できるだけボールを落とさないようにしよう、とする気迫が誰からも伝わって来る、そんな試合でした。


始めて現地で見る春高バレーで最初に度肝を抜かれたのはその応援。
各高校それぞれのカラーの出た大応援団。
ひとつのプレーに一喜一憂しながら、選手と共に戦っている感じで。


私は予定があってちょっとしか現地観戦できませんでしたが、それでもちょっとでも見れてよかった。
3年生で活躍しているプレイヤーの多くは大学でまたバレーを見せてくれるようで、こうして、各カテゴリが繋がることでよりまたその勢いは増していくんだろうな、と思いました。

私の印象に残ったことをいくつか。


強いチームでもくじ運で初戦敗退をしたチーム。
初めての春高で2回戦まで勝ち進んだダークホースのチーム。
ジャイアントキリングとも思えるような試合を展開した無名のチームで光ったセッター。
ひとりのエースでなく、チームで勝つという強さを見せたチーム。

たくさんの選手がそういうチームの中でキラキラと輝いていて、もう、本当に眩しくって仕方なかった。

毎年、この時期はカーリングの大会があって、きっと来年も全部は見れないのだろうと思うけれど、それでも、また、来年のドラマをまた見たいな、と思います。

ちなみに私のリストに追加された推しメンは、東亜の上林くん、神戸くん。慶応の吉田くん、一関修紅の仲村くんです。
もともと気になっていた、上越の新井くん、星城の都築くん。
かれらが大学バレーでも活躍して、2020年のコートに立ってるかも、なんて妄想するのも楽しい。

未来を見せてくれるモノってなんでこんなにワクワクするんだろうね?

■「海賊とよばれた男」という実話

 

 

何年前のことだったろう?

この本を仕事仲間から勧められた。
たまたま飲んでいて、歴史の話になったり、好きな本の話をしてたら、絶対気にいるから、読んで見たら、と声をかけていただいた。

まだ、その時は、ハードカバーで、重いな、と思っていて、文庫になってからようやく手に取ることに。
本を読み終わった後、その事を後悔していた。
なぜ、ハードカバーでも手に取らなかったのかと。
そのくらい、ガツンとくる小説だったから。
こんなぶっ飛んだ人が実在の人だったことが衝撃的で。

時代の寵児、と言ってしまえばそうなのかもしれない。
あれほど熱い意思をもって、自分の仕事に取り組み、国や社員を大切にした経営者が昭和という時代にいたことに驚きしかわかなかった。
長いものに巻かれるのが得意な日本人という集団のなかにもこんな人が育つにはどんな土壌があればいいのだろうか、と考えたりもしたりして。


これが岡田くんが店主で映画になると聞いた時に、ちょっと無理があるかもと感じた。
映画ではそんな私の予想をはるかに超える名演っぷりでした。
60代以降を演じる時間の方が長かったと思うのだけれど、違和感もなく、貫禄もあり、いい芝居をするようになったと感じていました。

残念だったのは内容が濃い話なので、やっぱり映画の2時間強という時間では魅力を伝えきれない(はしょりすぎな)印象があったことくらい。
なので、映画から見た人はこれがとっかかり、と思ってぜひ、小説を読んでほしいな、と思いました。
活字無理!という人は漫画でも読めますw。

自分はこんなにも熱く、仕事に向かえているだろうか、と見終わったあと、自問自答していました。
自分の仕事で日本を変える、とか、日本に活力を与える、とか、そんなことができるとは思っていないけれど、仕事をしている以上、そういう気持ちをどこかに持ち続けられたらとも思っている。

 

ああ、もう一度、小説を読み返したくなったよ。

 

 ■私も漫画も読んでます。最新刊はこれ↓。

海賊とよばれた男(10) (イブニングコミックス)

海賊とよばれた男(10) (イブニングコミックス)

 

■映画の公式サイト 

■海賊とよばれた男 CM


「海賊とよばれた男」予告

 

 

■カーリングという競技の距離感 

年末にいつも一緒に遊んでいるカーラーに「頑張って」と声をかけました。
世界と戦いに向かう彼らにできたことはそんな些細なことでした。

もう、カーリングと出会って10年の月日が経ちました。
私がカーリングを始めたのはトリノオリンピックの年だったから2006年。
時にむっちゃ熱かったり、まったりだったり、いろんなスタンスで続けてきた私の財産は全国のたくさんのカーリングをする仲間ができたこと。


Facebookでつながっているリアル友の半分ぐらいはカーリング仲間。
その仲間も年齢も、職業もさまざまな人たちがいて、カーリングをしに行けば、必ずどこかで会える人たち。

最近の私のカーリング遠征は美味しいお酒が飲めたり、お食事が美味しかったり、大好きな人たちがいるところに行くことが目的で、カーリングはおまけになりつつあります。

競技者人口もまだまだ少ないので、普通にオープン大会(誰でも出れる大会)でトップ選手を見たりすることもあるし、未来のオリンピアンな若者たちと普通にお友達になれたりする不思議な距離感がそこにはまだあります。

いま、世界ジュニアBカーリング選手権という世界ジュニアカーリング選手権の予選大会には私が知り合ったカーラーが女子も、男子も参加しています。
大好きなアスリートが一緒で、冬の真駒内に一緒にフィギュアを見に行った娘のような彼女と、どうやって知り合ったか覚えてないけど、一緒にオープン大会に出たり、美味しいものを食べに行ったりする息子のような彼と。

ものすごく距離のあるイケメンアスリートも私の頑張るモチベーションの一つですが、こうして身近な仲間が世界を相手に戦おうとしているのを見ることはまた違うモチベーションになっていたりします。


自分自身が競技で世界を目指すことはたぶんないと思うけれど(シニアで世界に行きたいとか、言いだすかもしれないけどw)、彼らが大好きな競技を続けるために、私にできることがあれば、ささやかでもいいから何か行動したいな、と思えるわけです。


その競技が強くなるには必要なものがあります。

ひとつは競技者人口が増えること。
もうひとつはその競技を見てくれる人が増えること。
特殊な環境が必要なカーリングという競技で若い世代も競技者が増えて、切磋琢磨しあっていくことで、底上げされていくから。
たくさんのカーリングを知ってくれて、見てくれる人が増えることでまた違う効果も期待できます。

オリンピックのメダルは昔に比べると近くなりましたが、まだまだマイナー競技。
ジュニア世代も頑張ってるよ、というのを知っていただけたらなぁ、と。

今頃、海の向こうで、くしゃみでもしてるかしら?
頑張れ、ワカモノ。


Boys, be ambitious.

 

www.worldcurling.org

 

■箱根駅伝を見る理由 1/2-1/3

もう、何年も、何年も年始に同じルーティンをこなしている。
第九がないと、忠臣蔵を見ないと(私だけ?)年末が終わらないように、私のお正月は箱根駅伝がないと始まらない。

いつから自分のルーティンになったのか?もう、思い出せないけれど。

母校が毎年のように出ているということもひとつの理由ではあるけれど、
私の涙腺を刺激するドラマを毎年のように見せてくれるからなのかもしれない。

いろんな競技を見るようになって感じることは、学生スポーツには卒業という区切りがあって、その仲間と戦える数は限られていて、学校の伝統としては繋がることはあっても、その輝ける時間がとても短いことがよりそのドラマを濃くしていくのかな、と思いながら。

たった一本の襷をめぐるドラマ。
あんな細い小さな布が次のランナーに渡せない、それだけでこれだけ切なくなれるものなのか。
思いをつないで、往復200km及ぶ道のりを「走れメロス」に見立てた今年のサッポロのCMは「反則」だと思ったけど、泣けたよ。


第93回箱根駅伝 届けたい言葉篇 本大会 60秒

  

年をとると、涙腺が弱くなる、は本当の事だ、多分。

青学を見てて、勝ち続ける秘訣はなんだろう、と思ったり、
トップに肉薄した早稲田を見てて、追いつけ、追い越せって思ったり、
他の選手をごぼう抜きにして行くスピードランナーにワクワクしたり、
ポテンシャルを持った選手が走りきれない姿を見て「頑張れ!」と言いたくなったり、
山登り、下りという普通の陸上ではありえない環境で強さを見せるランナーに驚いたり、
母校のシード権争いにドキドキしたり。

今年もあっという間の時間でした。
解説が泣かせよう、泣かせようとエピソードを挟んでくるところがせこい。
そんなものがなくたって、その走りだけで泣けるんだよ。

来年もまた、同じようにおせちを食べたりしながら、この光景を見るんだろうな、と思う。

■何を書けば続くのか?(実験w)

2017年を迎えました。
さて、今年は何に頑張ろう?と考えた時、ふと頭をよぎること。
ブログは何度も、何度も、続けようと思いつつ挫折を続けていることのひとつ。
どうしたらこれが続くのか、今の私には分っていないので。

まずは続けることを目的に試行錯誤してみるという選択に出ることにしました。

年末にLine Blogを始めたのですが、モバイルアプリでしか書けないという壁にぶつかり(私は入力はキーボードが好き)、やっぱり、普通にブログを書くを2017年のひとつの課題にすることにしてみました。

主題は「何を書けば続くのか?」ですw。
短くてもまずは続けることにチャレンジしてみようかと思います。


まずは目標は1ヶ月。さて、できるのか?私w?