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【Business】エンタープライズソーシャルって?

■Enterprise Social Festival 2013

8月1日に上記のイベントに参加してきました。

「エンタープライズ・ソーシャル」はその名の通り企業内で利用するソーシャルを示す表現です。
私自身も「ソーシャル」なソフトウェアを売っていますが、企業内でこのソーシャルの仕組みをどのように取り込んでもらうか、これはとっても大きな課題です。

海のむこうではソーシャルがもたらすパワーを企業内に取り込み、働き方を変えたり、生産性をあげたり、新しい製品のアイディアをスピーディに形にしたり、効果を出し始めている領域ではありますが、まだ、日本市場では一般ユーザにはピンとこないものなのかもしれないな、と私自身、感じています。

このセッションの中でも出てきていたのですが、リスクを回避したいという意識が働くことで、効果が出ることが分かっていても、「炎上したらどうしよう」とか、「変なことを言ってる」と目をつけられたらどうしようとか、そんな心配事がたくさんあると使うことにシフトできない、という心理的な壁があり、利用に至らないケースがあると。

この話を聞きながら感じていたのは、ここでも「リスク」か、ということでした。

私がメールシステムの導入をし始めた約15年前にも同じような話を聞きました。
誰とでもコミュニケーションを取れる電子メールなんて言うものをいれたら、社員が社長に勝手にメールしたりして困る、とか。
そのために偉い人には直接メールを送れない設定にしてほしいと言われたこともあります。
今だったら、笑い話ですよね。

そして、そこから技術も、社会も成熟して、今度は電子メールが次のコミュニケーションシステムにその座を受け渡そうとしている、そんなタイミングがやってきているのです。

常々、思っているのは、電子メールは「通知」のための仕組みであって、コラボレーションのための仕組みではなかったのですが、他に手段がなかったので、それがコラボレーションツールとして利用されてきたという側面があります。
プロジェクト運営でメーリングをリストを使って苦労したり、「Re: Re: Re:」なんて、タイトルのついたメールでタイトルすらよくわからないメールに出くわすことも少なくないはずです。

そう、また、新しい時代がやってきて、その為に必要になる仕組みが、エンタープライズソーシャルなのだ、と私は信じています。

だとしたら、その「リスク」をどう乗り越えていくか?
答えはたくさんあるでしょう。
私が思うのは「リスクを超えるリターン」を必ず手に入れられることが実感できること、なのかと感じます。

それを使う人にどうやったら、伝えられるか?を考えるのが、今の私の仕事なので。


短い時間でしたが、脳みそがフル活動する、いろんな気づきが得られるイベントでした。
主催のみなさま、誘ってくださった方に感謝です。