【Myself】そして、僕は途方に暮れる。
ブログのタイトルにしたこの言葉。
好きだった曲のタイトル。
その時、好きだったのは、歌詞の内容だった。
「一つ残らずキミを悲しませないものを、君の世界のすべてにすればいい」
というそれ。
そんな世界は訪れないことを、その頃は知らなかったんだろうな、と振り返る。
自分を包むすべてが、生暖かいものだったら、いいのに、と確かに思っていた。
でも、そんな世界にいたら、1ミリも成長できない。
苦くて、苦しくて、そして、切ない気持ちが自分を駆り立てて何処かに向かわせるから。
傷つかないことは、成長しないこと。
だから、今日も自分の足りなさ加減に、途方にくれながら、新しい武器の一つでも手に入れようと、頑張って、前に向かっている。
いくつになっても、人は完成品にはなれない。
そんな私にこのタイトル「そして僕は途方に暮れる」はちょうどいいのかもしれない。