■美味しかったよ、薬膳スープカレー -シャナイア-

先週、恵比寿での仕事のあと、同僚が近くに(ちょっと歩くけど)美味しいスープカレーのお店があるから、とランチに連れてってくれました。

スープカレー好きの私にとっては嬉しい話。
・・・ところが、歩くんですよ。
結構、恵比寿駅から。
感覚的には恵比寿と目黒の真ん中あたりの場所のようで。
しかもね、なんと言うか、住宅地の中にあるんですよ、これ一人じゃ絶対来れない。
と、思ったのですが、実は有名なお店だったようです。

そう、孤独のグルメに出てきたらしくて。
テンション上がりますよね、そういうの。

 

少し待ちましたが、待っても食べる価値のある美味しいカレーでした。
ボリュームもしっかりしてましたので、たくさん食べたい人も満足できる一品だとお思います。
お店は猫で溢れているので、猫好きにもたまらないかも。

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ぜひ、一度、お試しあれ。
さらに詳しく様子がわかるブログを見つけましたので、合わせてご紹介しておきますね。

私も、もう行きたくなってきてるよ。


■バレーボール観戦は続く...

今週末はもう関東の大学バレーボール秋季リーグの最終戦です。
9月頭から始まったリーグ戦ももう終わっちゃうんだな、と少し寂しいです。
とはいえ、世界バレーに行っていた週末を除いては、全部、通った自分を褒めてあげたいw。
(もちろん、フィレンツェでも動画配信、見てたけどね。)

 

大学バレーを見に行き始めたのはもちろん石川くんの影響ではありましたが、いまは大学バレーそのものの面白さにハマっています。
確かに石川くんが在学していたころに比べると観客はびっくりするくらい少なくなりましたが。

大学だけに限りませんが、バレーボール沼の怖いところは、選手を好きになって見に行くうちに、だんだんとそれがチームに広がり、また別の魅力的な選手を見つけ、好きなチームが増え、、、というのを永遠に繰り返して行くことろかもしれません。

そして、好きな選手というか、この選手のプレーを見たい、と思える選手も増えました。
試合を見ててもどっちを応援していいのか、分からなくなることもしばしば。
でも、なんか、それも楽しいな、と最近は思っています。

アンダーのカテゴリーから見る楽しみは、選手の成長をものすごく身近で実感できることかな、と。

例えば、東海大学の永露くんは今年の夏、怪我をした大宅くんの代わりにアジア大会のメンバーに選ばれましたよね。
永露くんが帰ってきたから上げたトスを見て、私も私の観戦仲間も本当に驚いたんです。
今までの彼とは全く違ったから。
ああ、成長したな、と本当に実感したんです。


もちろん、彼は現地ではほとんどセッターとしてコートに立つことはありませんでした。
でも、チームに入って、一緒に行動する中でいろんな人からいろんなことを学んだんだろうな、と感じました。
こういうことを期待して、若い選手を連れて行ったのかな、と思ったくらいに。
そういう瞬間を見れるってなんだかとっても得した気分になったりするものです。

リーグの中でチームとしてできなかったことができるようになっていくのを見たり、
今まであまり活躍してなかった選手がブレイクしているのを見たり、
4年生がチームにいる試合が数少なくなって行くことを切なく感じたり。
いろんな場面を楽しむことができるのです。

もちろん、推しの選手も、チームもあるので、勝てないときはグレたりもするけれど。

そして、大学を卒業したトッププレーヤーはもれなくVに進んで行くので、
ああ、彼らはこんなに成長したんだな、と感慨深げにその姿を見つつ、
Vのチームも知っている選手ばかりになり、結局、さらにどこを応援していいか分からない沼が深くなっていくのだと思います。

長く観戦している友人には彼らがコートを去る日も見送るんだよ、という事実を突きつけられ今から寂しくなったりもして。
秋季リーグが終わると、Vがはじまって、全日本インカレがあって、春高があって、Vのファイナルが終わると春季リーグが始まって、そして、代表のシーズンになって、というようにバレーにはシーズンオフがないのが、悩みです。

バレー沼にはまってからの私の週末の忙しさ、、、半端ないモンw。
それでも、見たくて、足しげく通ってしまうのでした。

さて、今週末も全力応援。

■外野から見える景色

最近はちょっとTwitterとか、SNSの世界に辟易気味です。
もちろん、適当に付き合えばいいことはわかっていますが、変な正義感を持っているせいで、時々、憤ったりします。

いろんなスポーツを見たり、自分もマイナースポーツをしてたりするとね。
不思議に感じることがあるんですよ。

なぜに、そんなに状況を知らないのに人や組織をDisったり文句が言えるんだろうな?と。
しかもありえないほど、厳しい言葉を使って。

そりゃ、外野から見てたら見えないこともあるよ、どんな組織にも。
もちろん、組織がきちっとしてないことを厳しい眼差しで見て行くことも、変わって行くために意見をいうことも大事なことだと思います。
どっぷりと内側にいる人には見えない風景もありますよね。
ちょっと、遠目に見てる方が良く見えることもあるのもわかります。
富士山だって、遠くから見た方がよく全体像が見えるというのも知っていますよ。

でもね、それでもね、言いたくなる瞬間があるんですよ。
「何様?」と。

SNSで匿名で、自分の立場も明らかにせず、自分は一滴も汗を書かず、他人が変えてくれるべき、なんて言葉使えるメンタリティは私には一生理解できなさそうです。

そういう言葉の数々を見ると、流石にちょっと、疲れます、怒りでw。

本当に変わってほしいもの、本当に大事なものを守りたかったら、自分で行動を起こせばいいんですよ。
他人が変わることを期待するより、自分が変わった方が数倍早く物事は動きますからね。
それ以外に環境を変える方法がないことを経験から知っています。

そう、外野から見て全てが見えると、分かると思うのは、少し驕ってると思う。
そんなに大事なものなら、自分が変えたらいいよ。
きっと、そんな覚悟はないんだよね。
一部の人を除いては。

というわけで、最近は、そういう方々とは距離をおくことにしています。
限りある自分の時間は自分自身と、自分の大好きな人たちのために使いたいので。

それが正しいネットとの距離感。

◼︎「しゅがとげ」と私

私は人を応援するのがとても好きです。
Twitterをフォローしていただいてる方、ブログを読んでいただいている方はよくご存知かと思います。
基本形としては私はイケメンアスリートに力を注いでいる人ではあるのですがw。

いつからかかっこいい芸能人をみるよりも、かっこいいアスリートを見ている方が面白いことに気づきまして。
スポーツという筋書きのないドラマの中でイケメンが活躍してるって、二度、美味しい世界なんですよね。

・・・・それはさておき。

私のスポーツ観戦のメインはフィギュア、バレーボール、テニスで、現地観戦しているのはフィギュア、バレーボールがほとんど。
ですが、実はどっちのスポーツも自分ではしてません。
私が自分でするスポーツはカーリングなんです。

カーリングの競技者人口は本当に少ないですし、オープン大会という誰でも出れる大会でも時々、オリンピアンと試合ができたりする世界です。
これからはどうなっていくかは分かりませんが、今までは選手権予選や日本選手権でも身内しか見にきてないような時期がずっと続いていました。
軽井沢国際、日本選手権、代表決定戦のような試合の一部が有料になったのもごくごく最近のことです。
平昌オリンピックで人気が出て、少しその状況はさらに変わりつつあるような気がしますが。

カーリングはやっぱりまだまだマイナースポーツだと思っています。
やる人も少ないですし(カーリングができる場所が限られているのも一つの原因かな)、観戦してくれる人もぼちぼち増えてきたくらい。
こういうマイナー競技で選手が競技を続けることはとても難しいのです。

中には才能のある選手も将来のことを考えて競技を諦めたりすることもありますし、
普通に仕事をしながら、日本選手権を目指しているようなチームもたくさんあります。

お、そろそろ、本題に入りそうです。

私には猛烈に応援しているカーリング女子チームがあります。
「しゅがーとげとげ」という不思議な名前の女子大生チームです。
(名前の由来はツイッターで紹介されてましたよね。笑えるネタです)

彼女たちは私にとっては娘のような存在です。

一緒にフィギュアスケート観戦に行ったり、
一緒にバレーボール 観戦に行ったり、
一緒に美味しいご飯を食べたり、
一緒にカーリングをして遊んだり。
(この辺りの詳しい話は本人たちに聞いてくださいねw)

彼女たちがカーリングに向き合うと聞いた時、何かできることはないかなと真剣に考えました。
私は草カーラーですし、カーリングするという側面では何一つ力になれることはないのですが、それ以外に何ができるかな、をずっと考えていました。
ま、大したことはできないのですが、応援していくことだけはできるかな、と思っています。

もともと、しゅがーとげとげのメンバーは青森で長くカーリングをしてきた3人と東京でカーリングをしてきた1人。
東京出身の舞雪ちゃんは小学生の頃から知っているプレイヤーですから、彼女が女子大生になったということもなんだか不思議な感じです。
青森出身の楓ちゃんや杏佳ちゃんとは青森で毎年開催されるお花見カーリングで知り合いました。
二人との仲が深まった理由は男の趣味が似てるから(・・・詳細はそのうち、しゅがとげブログで)という理由だったり。
さきこちゃんとはまだそれほど長い付き合いではないのですが、しっかりした意思の強い目をした感じのアスリートです。

大学生の彼女たちが競技を続けていくのは簡単なことではありません。
特に東京近郊に住んでいる彼女たちが練習をするためにも軽井沢まで行くことになりますし、ユニバーシアードの代表選出の大会は帯広でした。
練習するにも、大会に出るにも、道具を揃えるのにもお金が掛かるのです。

メンバーの中には理系大学生もいます。
学業と、バイトと、カーリングをバランスよく続けて行くことをこのチームでどうやってやって行こうか、と考えた彼女たちの結論の一つが、
クラウドファンディングを利用して、みなさんにご支援いただこう、という選択でした。

10月末までクラウドファンディングで支援者を募ってます。↓

 これから東京都、関東の地方大会を経て、日本選手権を目指し、
さらにユニバーシアード大会でよりよい結果にたどり着けるように練習にも力を入れて行こうとしています。
ひよっこチームではありますが、ポテンシャルという魅力は大きなチームだと信じています。
カーリングにはとっても真剣で、そして、とても明るく楽しいメンバーです。

興味を持っていただけた方は彼女たちのTwitter、ブログなどをご覧いただき、ぜひぜひ、応援してください。


彼女たちの魅力をまだまだ語りたい気持ちもあるのですが、、、
本人たちから聞いた方がきっと面白いので、私はこの辺で。

■歳を重ねること

先週末、友人からある方の訃報が届きました。
学生の時に参加したボランティア活動の組織を立ち上げた方です。

もう、それは、随分と昔のことです。
私が大学の頃、世界の政治構造が大きく変わった時期でした。
ベルリンの壁が崩壊したり、天安門事件があったり、ソ連がロシアになったり。
もともと歴女だった私にとっては、リアルタイムで歴史が変わっていく面白さがあって、そういうことを勉強したくて、ゼミで国際関係論を選んだのです。
本当に政治が面白い時代でした。

せっかく世界のことを勉強しているのだから、現地を見てみたい、という私にボランティア活動に参加することを進めてくれたのは、大学の教授でした。
そんなこんなで私の生まれてはじめての海外旅行(旅行ではないけど)は、アエロフロートで向かう、ロシアの極東地区、ハバロフスク、ウラジオストクという街になったのでした。
当時のロシアは、ソ連邦が崩壊し、新しい社会構造に変わっていくための生みの苦しみを味わっている最中で、社会主義で支えられていた社会的弱者である子供や、老人は生きていくのも大変な状況に置かれていたのです。
日本から寄付された衣類や食料を持って、老人ホーム、独居老人、そして、孤児院への訪問するというプロジェクトに私も参加させていただきました。

20歳そこそこの私にとっては何もかもが衝撃的でした。
街の雰囲気は灰色で冷たくて、デパートにものは揃っておらず、子供たちは路上でモノを売っていたり。
1月の極寒のロシアは忘れられない体験になりました。

行くまでの準備の中で、現地で、彼の体験談を聞かせていただきました。
興味深くて、面白くて、大人の世界を垣間見ている気がしたのです。
あの頃の私にとってはとてもかっこいい大人であり、大人であることへの憧れを持たせてくれた方でした。
尊敬できる人でした。
さらに、そこで知り合ったたくさんの仲間は私にとっても宝物でした。

残念ながら、私も最近は疎遠になっていて、どんな風に過ごしていたのかは知りませんでした。
年齢を聞いても、ああ、充分に人生を生ききったんだろうな、と。

私も程よく歳をとりました。
私を取り巻く人たちも、同じようにと歳をとって行くのだな、という現実を噛み締めています。
たくさんんの気づきをくれたり、様々な指針を見せてくれた人たちが遠くへ行ってしまう、そんな時期がやってきたのだな、と。

私がこうやって生きてきた過程でたくさんの人に出会っています。
人生を劇的に変えてくれた人たちもたくさんいます。
そういういう人たちに出会えたからこそ、その人たちが見せてくれた世界があったからこそ、今の私はここにいるし、自分の後から歩いてくる人たちに少しでも、そういう何かを還元できたらと常々、思っています。

そうやって受け継いでいくものも大事なんだと、歳を重ねたからこそ、気づけたことなのかな、と思っています。
たくさんのことを教えていただきありがとうございました。
走り抜けた人生だったと思いますので、少しのんびりしていただければと思っています。
心よりご冥福をお祈りさせていただきます。