■新しいチームの躍動 〜関東大学男子バレー 春季リーグ観戦〜

大学バレーの春季リーグは初めての観戦でした。
石川くん効果?で体育館はどこもちょっと遠いところ。
私が見に行ったのは、福太郎アリーナと小田原アリーナ。

福太郎アリーナは新鎌ヶ谷駅という初めて降り立つ駅にありました。
ま、遠いよね。
しかも、この日はまだ石川くんがいないことがわかっていたので、観客席もガラガラ。
会場の30分くらいまでに最寄り駅についても、いい席で見られるくらいの。
(個人的にはこのくらいの混み具合がありがたいです、、、早起きしなくていいしw)

基本的には中央大学を応援していますが、たくさんの観戦を経て、気になる選手はたくさん増えました。
そして、また、試合を見れば、またまた応援したくなる選手が増えます。
毎試合、パンフレットをめくりながら、何番の子はあの高校の出身で、これがすごいねー、なんて、一緒に観戦している友達と盛り上がります。
はい、確実に沼です。

びっくりしたことのひとつは、1年生が結構、活躍していること。
春高で見た彼らが、違うユニホームを着て、コートに立っている姿はなんだか、ちょっと不思議。
あれ、このユニホーム、違和感あるよね、と思ったりもしながら。

例えば、東海の新井くんとか、中央の土岐くんとか、明治の上林くんとか。
みんなコートの上でも堂々としていて、とても数ヶ月前まで高校生だったとは思えないくらい。
こうやって新しいメンバーが徐々にチームに馴染んで、新しいチームができていくその過程を楽しむのが春季リーグなんだな、と。

小田原では、イタリア帰りの石川くんが登場。
開場を待つ人たちもがっつりと増えてその人気ぶりを再認識。
イタリアで最終戦に出なかったのは怪我だったらしいと聞いてたこともあり、ベンチにいたらいいねくらいの気持ちで私はいたけれど、そういうわけにもいかないのか、早々にコートに出てきました。

今の中央大学のチームは圧倒的な強さを持つ、というよりはまだ、新しいチームを手探りで作っている、という感じのするチームで、常連校の中ではちょっと出遅れた感じが否めません。
そんな中で石川くんが入ってどう戦うのかな?というのも楽しみだったけれど。

この日の石川くんはちょっと体も重そうで、打数も少なめで、無理しない程度に、というのが見え隠れしていました。
それでも、ここぞ、という時に決めきる能力の高さはやはり大学で見ると、周りとはちょっと違うな、というのが見えます。

彼が帰って来る場所は、やっぱりこのチームなんだろうな、と。
やれ試合に出すな、全日本のために怪我の回復に努めよ、という人たちもいるけれど、現地で彼の様子を見たら、彼がこの場所も大事にしたいと思っていることは伝わってきます。

まずはTLで誰かの意見に乗るんじゃなくて、せめて、自分の目でみて、言葉を発したらいいのに。
現地に足を運べなくても、今はリアルタイムだったら、無料で動画が見れるのだし。
いくらか払えば、録画だって見れる。
大きな声を出す前に、自分の目で確かめたらいいよ、何が起こっているか。

切り取られた一部はデフォルメされたもの。
誰かの感情が入った言葉だったり、映像だったり。

大事にしているものなら、ちゃんと自分で見て言葉を発しないと。
不用意な言葉は応援している本人をきっと傷つけたり、嫌な思いをさせたりする。

だから、私は可能な限り現地に足を運ぶし。
真実を知るために自分の目で確かめる。
知らないことを憶測で騒いだりはしない。

ただ、プレーで躍動する彼らを見たいだけだから。
自分の手の及ばないところに文句を垂れ流しても、こんなに心配しているという自己満足でしかないから。

これからもそんな風に観戦を続けていきたいな、と思う、今日この頃。
どの界隈も面倒な人が一定数、いることはよーくわかりました。

次の観戦は来週末。

楽しみなのは学芸大学がどこまで突っ走るか。
怪我しちゃったセッターの内田くんは帰ってこれるのかな?
彼のセットはとてもわくわくする。
学芸のバレーは見ててとっても面白いんだよ。

彼らの快進撃はちょっとした春季のホットトピックだと思う。
早起きしなくていいのは、ちょっと嬉しいw。