【視聴ログ-20200103】「逃げるは恥だが役に立つ」

録画してたドラマ見ました。
本編もとっても好きだったけど、もともと社会問題てんこ盛りのプロットのところに、コロナが加わって盛り沢山な感じでしたね。
野木さん脚本の良さが伝わるテンポのいいドラマでした。
そして、言葉がたくさん印象に残るドラマでした。

↓こんな記事が出るくらいに。


みくりちゃんと平匡さんの可愛いさがたまりませんでしたし、ゆりちゃんの含蓄のある言葉にはいつもうなずかされてばかり。
そうよねぇ、と思わず相槌が打ちたくなったりして。


そんな中で「なんでも持ってる人のドラマだよね」という意見を見かけました。
確かにそうかもしれないけれど、親戚とか両親とか以外はみくりちゃんとか平匡さんが作ってきた人間関係だったり、仕事への向き合い方の中で得たものだったりするんじゃないかな?

最近の風潮なのかもしれないけど、持ってる人いいよね、みたいな捉え方をして「ずるい」みたいにいう人が増えたような気がしてて。そもそも生まれた時から人間なんて不平等で、私だってお金持ちの家に生まれてたら、働かずにスポーツ観戦三昧の生活とかしてみたいけど、それは残念ながら敵わなかったw。

そういう大きなものはなかったからこそ、自分の欲しいものを手に入れるために時々、踏ん張ったり、無理を承知でチャレンジしてみたり、失敗してどん底に落ちたりしながら、生き抜いてきた。
手に入ったものも、手に入らなかったものももちろんある。
でも、自分の持ってないものを持ってる人を羨ましい、と思うことはあっても「ずるい」と感じたことはあまりないな。だって、人は人だし。
見かけ上、恵まれてるように見える人だって私たちから見えないところで苦労してるかもしれないしね。


最近はドラマですら、そういう人々のダークな感情を引き出すきっかけになるんだなと思ったよ。そういう時期なのかな。

私は素直に楽しめたし、また何年か後にどんな二人になってるのか、みてみたい気がしたな。子供が大きくなったら平匡さん、どんなパパになるんだろう、とか。

 

そして、漫画とはちょっと違う展開だったよ。